3月26日(火) ![]() 県内の200園が加盟する広島県私立幼稚園連盟の新採用教員研修会が開かれている。当園は新規採用がないので参加者はいないが、現職の職員の一人が実践発表で、旧職員は男性保育者バンドでステージに登った。 よその園の先生を育てるために年度末の忙しい時間を割いているようだが、幼稚園界全体がレベルアップしなければ、私立幼稚園の未来はない。それに、結局はステージに上がった人間が一番勉強になっているのだ。 ![]() |
3月23日(土) ![]() 保護者有志の方にご協力いただき、春の環境整備作業を行う。傷んでいた遊具「屋根のぼり」の部材交換、畑を拡張するための平均台の移動など、たくさんの保護者のお陰で、環境が子どもたちにとって快適で安全で楽しいものに一歩近づいた。子どもたちも、フェンスの補修や排水枡の掃除などに、小学生中心でがんばってくれた。 暑いとも感じられる陽気の中だったが、計画していた作業が予定通りの時間で進んだことは、とても気持ちがよかった。「子どものために」という気持ちで集まった人たちと力を合わせることは、心地よい時間だった。ありがとうございました。 ![]() |
3月21日(木) 1月の日誌でも紹介した、冬に園庭やかえでの森で見られる木の冬芽をマクロレンズで捕らえた写真で作った、小さな物語のフォトブック『ふゆのかお』ですが、先日から「キャノンデジタルハウス銀座」というショールームに飾られているそうです。まあ、たくさんの中の1冊だと思いますが。内容は下記URLでご覧いただけます。もちろん本は園にもありますのでご覧になりたい方はどうぞ。「いいな」と思う写真には「GOOD SHOT!」のボタンを押して頂くとうれしいです 。 http://wpb.imagegateway.net/gallery/book/6775462285 ![]() |
3月19日(火) ![]() 年中、年少児による今年度の終業式を行う。式ではウクレレの伴奏で「幸せなら手をたたこう」を歌ったが、1年の保育が無事終わったことこそ、何よりの幸せである。年中T組では、今年度を振り返る話し合いが行われていた。「サッカーが上手になった」「背が伸びた」などの他に「ケンカをあまりしなくなった」と言うのも出た。確かにその通りだね。 そして、園舎南側のソメイヨシノが咲き始めた。昨年より約2週間も早い「開花宣言」である。入園式まで持ってくれるのだろうか。 ![]() ★春休み中、このページは不定期更新になります。 |
3月18日(月) ![]() 卒園式は台風のような風雨の中で始まった。子どもたちは独特の緊張感の中で行動する最後の行事も、自分の成長を確認する場として楽しんでいるように見えた。A組では、クラスに帰ったあと、一人一人担任と最後のふれあい。照れて逃げようとする男の子も、強引に「ハグ」された。 全ての行事が終わった頃には雨はさらに強くなった。サッカー少年のH君は「卒園式じゃけえ、空が泣いとるんかね」と、日頃とはひと味違うコメントを残し、投げキッスをして帰っていった。 ![]() |
3月15日(金) ![]() 幼稚園の1年の中でも卒園式は特別な行事だが、もしかしたらその前の最後の保育日こそ、年長児にとっては特別な一日かもしれない。Mちゃんは、朝「今日は全部で遊ぶ!」と宣言し、次々と遊具を「はしご」していった。さぞ忙しい一日だっただろう。かと思うと、ほぼ一日「コマ道場」で過ごした子たちもいる。そして最後にコマをゲットした子もいるが、結局時間切れになった子もいる。どんな一日にも、同じだけの価値があったと信じたい。 こうして、特別な一日もいつものように終わり、子どもたちは友だちに手を振りながら、最後のバス便で帰っていった。時間は止めることができない。 ![]() |
3月14日(木) ![]() 卒園式の練習2回目は、年少、年中児も参加して行う。今のメンバーが集まるのは今日が最後だから、練習と言うより「子どもたちの卒園式」と言うべきだろう。少々長時間だが、年少児たちも最後まで年長児たちの姿に注目していた。拍手に送られて退場する年長児の顔には、幼児ではないりりしさがあった。 この式の後も、年長児たちはかえでの森に出かけたり、ドッジボールをしたり、森の「お話し広場」で絵本を聞いたり歌を歌ったりした。でもH君は「やりたいことが、まだいっぱいある」とつぶやいた。そうだろうな。まだいっぱいやらせてあげたいけど、君たちの成長は止められない。 ![]() |
3月13日(水) ![]() 久しぶりの雨で、どのクラスも工作、積木、折り紙など「もの作り」が大盛況。小降りになった園庭には年長の女の子たちが出て、大きなお日様をたくさん描いていたが、この後雨はさらに強くなり、すっかり消えてしまった。 年長保育室の積木コーナーに最近すっかり溶け込んでいるのは、年中の男の子たちの姿。ほぼ必ずと言っていいほど来ていて、年長児たちと場所をシェアーしながら同じようなものを作っている。年長になりたいという気持ちにはやっているのだろうか。 ![]() |
3月12日(火) ![]() 年長2クラスは卒園式の練習をした。いままでやったことのない所作などに緊張して、普段とは違う表情を見せる子もいるが、これも成長への階段。そして一人でこなせたときには大きな自信につながる。歌声につられて見学に来た年少児たちも、独特の雰囲気を感じ取っていたようだ。 その年少児たちも、このところ急にたくましさを増してきた。「かえでの森」では2クラスが急斜面の「冒険コース」に挑戦。時折足を取られながらも、弱音を吐く子はあまりない。先に上がった子たちがかける「がんばれ!」の声が森に響いた。 ![]() |
3月11日(月) ![]() 遊具「屋根のぼり」に登れる子が、年少児にも少しずつ増えてきた。猛自主練の成果で最近登れるようになったAちゃん。今日は「足につかまっていいよ」と、まだ登れないR君に声をかけ、引っ張り上げようと試みたが、さすがに無理。この後二人仲よくずり落ちた。 園生活もあと1週間になった年長T組のホワイトボードに書かれていたのは、やりたいことと、やるべきこといろいろ。やりたいことがやれる幸せ、やるべきことがやってくる幸せを、「この日」だから、改めて思う。 ![]() |
3月8日(金) ![]() 全園児での「おわかれ会」を行う。内容は年少、年中の歌、年長の歌、年長児へのインタビュー。この時は「園の遊びについて後輩へのアドバイス」などの質問に活発な手が上がる。そして保護者のコーラスサークルの歌、職員の劇など多彩だ。 その後保育室に戻り、年少、年中から年長へのプレゼント渡し。その後はこもれびホールに全園児分のテーブルといすを並べてのカレーパーティー。何と言ってもこれが楽しみで、5回以上もおかわりをする子が出る。「幼稚園のカレーはすごくおいしい」と大評判だが、その理由は少なくとも材料や調理法ではないようだ。 ![]() |
3月7日(木) ![]() 明日の「おわかれ会」に向けての料理を年少、年中児が行う。年少S組でも、明日を楽しみにしながらジャガイモやニンジンを一切れずつ丁寧に切っていた。時々自分の指を切ってしまう子もいたが、回を重ねるごとに上手になっていく。 今回年長は「およばれ」なので料理はないが、大きな節目、タイムカプセルの埋め込み作業を行う。各自のカプセルが入った4つのケースを自分たちが掘った穴に並べ、土をかぶせる。20回すくったら交代するスコップも、はじめは使ってない子が盛んに「代わって」と言うが、30分ぐらい経つと、使っている子が「代わって」と言うようになる。しかし何とか一日でほぼ終了。 ![]() |
3月6日(水) ![]() 卒園生には在園児たちがプレゼントを贈るが、年中児たちが今日作ったのは、紅白のお餅。間の壁を取り払って広くした2クラスには、朝から餅米を蒸すいい香りが立ちこめ、その中で子どもたちは丸める作業を楽しんだ。 年長では、お母さんたちの合奏団の伴奏で2クラス合同での歌の会が開かれた。担任もウクレレとオカリナで加わったが、しっとりと落ち着いたひとときだった。卒園までの登園日も残り一桁になった。 ![]() |
3月5日(火) ![]() 今年度最後となる3月生まれの誕生会が開かれ、沖縄の楽器「三線」を空き缶で自作して演奏する保護者のグループ「アパラギ」に出演していただいた。私が「鳴り物」で参加させていただくのも、すっかり恒例になった。演奏後は誕生児からお花がプレゼントされた。 私が作業を始めようとすると、すぐに気配を察して道具箱や工具を運ぶ「カバン持ち」になってくれるありがたい年長児たちがいる。今日は道具を載せた一輪車を運転してくれたが、「あれあれ?」「おっとっと!」の連続。ズッコケ3人組になった。 ![]() |
3月4日(月) ![]() 大きなやかんで年中のKちゃんが水やりをしているのは、卒園式の会場を飾ろうと思っているパンジー。なかなか思うように成長してくれないが、高めが予想されている今週の気温に期待しよう。 年中の男の子たちが作る積木が、どんどん高度になっている。集中する時間も長いし、参加する子たちがイメージをしっかり共有しているように感じる。また、年長の保育室の積木コーナーに「武者修行」に出かける姿もよく見られる。年長ももう間近だ。 ![]() |
3月1日(金) ![]() 年長児だけの「卒園遠足」はあいにくの雨。でも「山登りより水族館がいい」という子も多いので落胆する様子は見えない。「水族館の中では大きな声はしない」という約束なので「大きい!」「かわいい!」「おしゃれー!」などの歓声も抑えめ。近寄ってきたエイとガラス越しの「チュッ」を試みるJ君など、仲間との一日を存分に楽しんだ。 帰り道はさらに雨が強くなった。モノトーンの風景の中に、子どもたちの傘だけがカラフルに映えていた。 ![]() |