8月30日(金) ![]() 夏休みが終わり、今日は2学期の始業式兼8月の誕生会。久しぶりに登園してきた子どもたちだが、年長の保育室では早速ビー玉転がしの積木の塔が積み上げられていた。出てこない玉があると、「このへんで止まっとるんよ。なぜかというと…」と、見えないものを理屈で解き明かそうとする「科学する心」満載の会話が聞かれた。 誕生会では職員によるミニ運動会を行った。最後は8月生まれの子たちも加わり、大声援を受けながらの玉入れ(撮影:熊佐芙美)。 ![]() |
8月22日(木) ![]() 夏休み後半の園庭開放を行い、約20組の親子が来園された。園庭の土を入れ替えた際にダンプ1杯分を残しておいてもらったが、斜面が階段状になっていたことが子どもたちを引きつけた。業者さんの遊び心が子どもたちにしっかり伝わったようで、素敵だった。 当初は園庭だけの予定だったが、何しろ猛暑日の連続更新中という状況なので、急遽こもれびホールもエアコンをつけて開放。後半は次第に室内の人数が増えていった。 ![]() |
8月20日(火) 夏休みにはたくさんの研修会が開かれる。我々も厳選して参加するが、今年は例年以上の数になってしまった。下旬もまだ続くが、今までの一部を紹介。 広島県私立幼稚園連盟の研修。初めて「科学遊び」分科会の講師を引き受けた私が開発した、メールも送れる糸電話。名付けて「スマイトフォン」。カメラにもなるしアプリのダウンロードもできて電池不要という優れものなのだ。特許取ろうかな。 ![]() 次の日、ゲストでお呼びしたストロー笛奏者のK氏。以前かえで幼稚園にも来ていただいたが、音楽とともにしゃぼん玉が出る楽器に目を丸くする参加者。「スマイトフォン」負けたかな? ![]() 私と職員Kが発表者として招待された東京での研修会。Kは休憩時間中もステージの上で用意した原稿に目を通していたが、結局質問に臨機応変で答えるのが主となった。 ![]() そして、恒例の中国地区の研修は10年ぶりに鳥取市で行われた。1日目の終了後、急いで砂丘に行き、沈む夕日を撮影したが、何だか花札みたいになっちゃった。 ![]() |
8月11日(日) ![]() 真夏恒例の宮島水中花火大会が開かれ、私は例年通り園の屋上から眺めた。いつもなら涼しい風が通る夜の屋上だが、今年の猛暑は筋金入りのようで、汗をかきながらの見物となった。 新型らしきものもいろいろあったが、上は、子どもたちが「UFO!」と叫んでいたもの。下には大人たちが「不死鳥!」「火の鳥!」と名付けていた。 ![]() |
8月8日(木) ![]() 園庭も、長年使っていると細かい土と荒い土が分離して硬くなり、水はけが悪くなったり滑ってケガをしやすくなったりする。そこで夏休みの間に、園庭の表面を5cmはぎ取って新しい真砂土に入れ替える工事が進んでいる。32年ぶりのリニューアルだ。運動会も新しい土の上で気持ちよくできるだろう。もちろん周辺部の樹木や野草エリアは変わりない。 園庭の田んぼでは稲が穂を出し始めた。なぜか最前列中央の株が一番に穂を出し、高く伸びている。「以上総代」で起立しているようにも見える。 ![]() |
7月30,31日(火、水) 小学校5年生35人と高校生5人が集まり、卒園生キャンプが行われた。今年は学校行事と重なった子が多く、比較的少人数だった。そして問題は天気。到着した県北部の天候が不安定で、しばしば雨に見舞われ、ついに幼稚園に帰って宿泊することになった。以下、大まかな流れを。 現地で昼食までは何とか済ませたが、結局撤収。不満そうな子もいたが、バスで出発した直後にも大雨が降り、納得したようだ。 ![]() 結局夕食、宿泊は幼稚園。キャンプファイヤーに代わるお楽しみ会はこもれびホールで、名物ドラム缶風呂も園庭で。そして3分の2の子は、暑さにもめげず園庭にテントを張って寝た。 ![]() 2日目。天候も回復したので、園で朝食を食べた後再び県北をめざす。「下界」と違ってさわやかな風が吹く中、川や草原でしっかり遊ぶことができた。 ![]() そして、やっとキャンプらしい光景の中で、最後の昼食。移動に2日間で6時間も使った疲れはあったが、印象深いキャンプにはなった。みなさんお疲れ様。 ![]() |
7月27日(土) ![]() 午前中は今夏最後のプール開放。そして午後はプールの解体作業を行った。炎天下なのにお父さんたちなど有志の保護者が協力してくださった。 中でもがんばっていたのが青いシートを洗ってくれた男の子たち。ご褒美(?)に太いホースで頭から水をかけてもらい、心も体もきれいになった。一段落した後は「売り尽くし、食べ放題かき氷大会」でも盛り上がった。 ![]() |
7月26日(金) ![]() 夏休みのプール開放も3日目。2年前から全体を2つの地区に分けて実施しているので、以前のような大混雑ではなくなった。入場を認めている2年生までの小学生もたくさんやってくる。中にはプールは早々と切り上げ、園庭で虫取りにいそしむ子もいる。 |
7月23,24日(火、水) 1泊2日の「合宿保育」が行われ、年長2クラスが参加した。もっとも、今年は直前に熱が出た子が多く、途中でリタイアしたり、途中から回復してやって来たりする「出入り」の激しい2日間になった。しかし、天候には恵まれ、予定されたプログラムは順調に進んでいって、実り多いものだったとは思う。 まずはグループ毎に買い物メモを持って近くのスーパーへ。「リンゴジュースあった!」「それは100%じゃないよ!ここに『100』って書いてないもん!」厳しい消費者の卵だ。 ![]() 川遊びを楽しんでいたら、川の守り神からの手紙が流れてきたので、上流めざして渓流の岩場を上がっていく。何かプレゼントが用意されているとのことなので、何のこれしき、である。 ![]() キャンプファイヤーの後は、一番楽しみにしていた「おばけかくれんぼ」で大いに盛り上がった。再び園庭に出て消えそうになっていたファイヤーの火を見た子どもたちから、「燃えろよ燃えろ」のコーラスが自然に始まった。火は燃えなかったが。 ![]() 希望するパートで遊ぶ時間。工作を選んだ子どもたちは、職員のホットボンドの使い方の説明に、じっと聞き入っていた。「人の話を聞く」という姿勢が、2日間で少しは向上したようにも思う。 ![]() |
7月21日(日) ちょっとうれしいニュースです。昨日開催された「サンフレッチェMFPカップU-8大会」で、かえで幼稚園を卒園した1,2年生で結成された「FCかえで」が、見事優勝しました! 参加チームは8チーム。決勝戦は引き分けの末PK戦で決着しました。結果、写真はサンフレッチェのHPに載っています。 実は、エントリーの前に「かえで」の名前を使わせてほしい、との要望があったので、「フェアプレーに徹すること」を条件に許可しましたが、選手たちはしっかり守ってくれたようです。私としてはその方が優勝以上にうれしく思います。 |
7月19日(金) ![]() 1学期の終業式。式の中では、職員が花火の安全な遊び方を題材にした寸劇を行った。明日からの夏休み、楽しく、安全に過ごしてもらいたい。 そして、創立以来32年半使った鉄製のジャングルジムも、錆がひどく、補修が難しいため今日で現役引退。地味な遊具だが、延べではおそらく何十万人の子が登り、てっぺんからの眺めを楽しんだことだろう。ありがとう。 ![]() ★昨年放送されたFNSドキュメンタリー大賞奨励賞作品「あそんでぼくらは人間になる」が、明日20日(土)午前10時より、BSフジで再放送されます。どうぞご覧ください。 ★夏休み中、このページは不定期更新になります。 |
7月18日(木) ![]() 昨日から大人気のカブトムシ。1匹は自力で大空に脱出したが、あとの9匹は子どもたちからさんざん構われ、おそらく体力、気力とも限界に来ているだろう。ということで、今日はかえでの森に逃がすことにし、森で一番大きなコナラの幹に止まらせてやった。男性職員が「やっぱり木に止まっているのが一番似合うねえ」と言うと、子どもたちも「うん!めっちゃ似合っとる!」と同意していた。 保育の中でのプール遊びも今日が最後。年中T組では、大きなプールに小さなプールを浮かべて、船遊び。15人ぐらい乗れるが、それぞれが目の前の水を思い思いの方向にかくので、進みやしない。 ![]() |
7月17日(水) ![]() 羽化したばかりのカブトムシを10匹ばかりいただいた。ベビーバスに入れて正門付近に置いておいたら、登園してきた子が例外なく足を止める。そしてカブトムシには気の毒なほどのスキンシップでかかわろうとする。虫の中ではダントツの人気者である。服を這い上がってくるのを、ぎりぎりまで我慢する遊びも。 連日プールで遊べるので、年少児もすっかり水になじんできた。男の子たちの人気は勢いよく落ちてくる給水用の水に当たってみること。度胸試しをしたりふざけあったり…。年少の男の子も「男子」に育とうとしている。 ![]() |
7月16日(火) ![]() 年長児の下駄箱の上には、夏限定のカエルの形をした積木24コが出されている。一つ一つは動かない積木だが、積み方によって表情は変わる。積み方はだれがどう変えていってもいい。 年少のR君がこもれびホールで転んでケガをした。お兄ちゃんが駆け寄り、お兄ちゃんの友だちが集まり、友だちの友だちが集まり、よく分からないけど近くにいた子も集まり……、けが人が職員室に着くころには大集団になっていた。 ![]() |
7月12日(金) ![]() 暑さの続く園庭の畑では、年長児たちが毎日夏野菜を収穫している。今日もナスにキュウリ、そしてミニトマトがたくさん。「ナス好き、キュウリ好き、トマト好き」という子が多い。子どもはみんな野菜好きなんじゃないかな、などと思えてくるが、もちろん頑固な野菜嫌いもいる。 年長児による1泊2日の「合宿保育」も、あと10日あまりに近づき、クラスではさまざまな関連活動が行われている。今日はお楽しみの一つ「お化け大会」の準備が進められていた。「よーし、思い切りこわいお面ができたぞ!」 ![]() |
7月11日(木) ![]() 7月の誕生会が開かれ、出し物は「夏のコンサート」と題して、職員がウクレレ、オカリナ、打楽器などで、夏にちなんだ数曲を披露した。やや細かい部品がある「マグネットモザイク」というボードも今日から出すことにしたので、歌に合わせてボードに絵を描いていくパフォーマンスも行った。(撮影:上田敦子) 成長を続けていた軒下の子ツバメだが、今朝出勤したら巣がもぬけの殻になっていた。巣立ちをしたらしい。今回は巣の崩落という不幸を乗り越えての子育てをずっと見てきたので、巣立ちはうれしいけど淋しい。卒園式の日と少し似た気持ちだなと思った。淋しさを紛らわすために、クスノキで眠そうにしていた子スズメをパチリ。 ![]() |
7月10日(水) ![]() 雨や増水のため延び延びになっていた年中組の川遊びが、やっと実現した。しかも今日のように暑さが厳しければ厳しいほど、川遊びの気持ちよさは際立つ。子どもたちは捕まえた魚を放すために持ってきたベビーバスも乗り物にして、ミニ川下りを楽しんでいた。 熱中症には注意が必要だが、反面、暑さに体を慣らしていくことも大切だ。年長児たちは田んぼの草取り。手が届かない中央部でコナギなどの雑草が大きな顔をしていたが、こちらには「草取り橋」という秘密兵器があるのだ。これに乗れば中央部の草も取れる。水着になって猛暑の中でがんばった後は、プールに直行だ! ![]() |
7月9日(火) ![]() 幼稚園の大きな笹に吊されたみんなの願い事と、人々の願いを吊した宮島口駅の笹を合わせて燃やし、天に昇る煙に願いを託す行事を行う。この天候の中で火を焚くという暑い行事だが、その後はみんなが楽しみにしているかき氷大会で締めくくった。 朝のサプライズ!出勤したら私のいすの下に大きなアオダイショウが居座っていた。「へ、ヘビが!」という私のうろたえた声に職員全員が集まり大騒ぎになった。アオダイショウは守り神だと言うし毒はない。そして私は巳年だし一応「自然愛好者」のつもり。だがヘビと肩を並べて(どのへんが肩か知らんが)仕事ができるほど肝っ玉は据わっていない。オタオタしていたら運転手の0氏が火ばさみでキャッチアンドリリース。森に逃がしてくれた。実はこのヘビ、数日前に正門付近に現れ、排水溝へ逃げたのと同一蛇物だと思われる。守り神かもしれないが、できれば陰ながら守ってほしい。 ![]() |
7月8日(月) ![]() 梅雨明けが宣言され、朝から猛暑がやってきた。年長2クラスは、預けてきた七夕の笹を回収しにJR宮島口駅まで行った。1週間の間に観光客や地元の人がつけてくださった願い事の短冊で、葉っぱが見えないほどになっており、子どもたちもびっくり。 体も鳴き声も大きくなった3羽のツバメのヒナには、親が足(羽)しげくエサを運んできている。「どうしたの?エサを持ってきたのに、いつものように大きな口を開けないの?」「だってママ、変なおじさんが黒い筒をこっちに向けてるんだもの」「何言ってるの。あれはいつもの物好きなおじさんじゃない。何もしないから大丈夫よ」「でも今日はピカピカ光を出すものも持ってるよ」「そうねえ。感じ悪いわねえ。犬のお巡りさんにでも通報しようかしら」 ![]() |
7月5日(金) ![]() やっと雨が上がり、久しぶりの暑さが戻ってきた。2日休んだプールも再開。1番に入る年少組は、朝登園した子から楽しみいっぱいでどんどん着替えていく。着替えが一気に上手になる時期でもある。 非常勤で行っているH大学での授業。今日のテーマは科学遊びで、飲料パックでのおもちゃや、紙飛行機などを作った。子どもたちに正解を与えることよりも「おもしろい!」から、たくさんの「なんでだろう?」を引き出すのが、保育者の役目だということを伝えた。 ![]() |
7月4日(木) ![]() 昨日と同じようなゲリラ豪雨が、今日は朝の登園時刻にやってきた。軒下までたまった排水しきれない雨水の中を、子どもたちは長靴でクラスへ。雨漏りはするし災害は気になるし気が滅入りそうだったが、探検の歌を歌いながら歩いて行く子どもたちに、少し元気づけられた。 雨の日の室内遊びは多彩。年長A組では手芸教室、T組ではままごと道具を楽器にした大合奏大会、そして年少S組ではスタンピング遊びを楽しんでいた。R君が使っているのは正式名称「気泡緩衝材」。いわゆるプチプチビニール。これがなかなか面白い。 ![]() |
7月3日(水) ![]() 積木ビー玉の道を作ることに凝っている年長のだが、これはアーチ状の積木を組み合わせたもの。上の穴にビー玉を入れるとジグザグに落ちて下の穴からちゃんと出てくる。思わず「美しい!」とうなってしまった。 午後、急に暗くなり、子どもたちが「夜だ夜だ」と騒ぎ出した。レーダーを見ると強い雨雲がそこまで来ているので、館内放送で警戒を指示したとたん豪雨が始まった。園舎の周りには水があふれ出し、軒下の窓も雨しぶきでたたかれた。めったに見られない光景を、子どもたちは吸い込まれるように見つめていた。私も経験したことがないようなゲリラ豪雨だったが、短時間で去っていった。 ![]() |
7月2日(火) ![]() 未就園児親子の自由登園日「かえでっこくらぶ」の日には、お手伝いに燃える子たちが受付に集まってくる。今日の年長児たちの仕事ぶりは完璧。「それには名前を書いてください。こっちに七夕のお願い事を書いてください。カードに押すスタンプはそこにあります」。以前は2人だった受付の職員も1人ですむほどだ。 夏休みに行う年長児の「合宿保育」に向け、A組では3つのグループ決めを行った。多少のいざこざはあったものの、何とか無事にメンバーも決まったので、梅ジュースで「よろしく」のカンパーイ! ![]() |
7月1日(月) ![]() JR宮島口駅を利用する観光客や地元の人にもたくさん願い事をつけていただきたい、と七夕の笹飾りを置いてもらうのも、毎年恒例になっている。今日は年長2クラスが駅を訪問し、自分たちが切って運んだ笹に、「呼び水」の短冊や飾りを結びつけた。 その後は、宮島口駅名物(になるかもしれない)「アナゴ駅長」の「ぬるっち」君(「さん」かもしれない)とご対面。宮島水族館から出張してきて昨日駅長に任命されたが、水槽に作られた駅舎の丸窓から顔を出して愛嬌(かどうか知らないが)を振りまいていた。 ![]() |