12月21日(土) ![]() 冬休みの職員作業は、まず遊具「屋根のぼり」の大改修。傷んでいる床板、斜面の板などをはずし、今までより耐久性のある板に取り替える。時折小雨が降るコンディションでもあり、はずした板も使える部分は加工、再利用したので予定よりの時間がかかったが、安心して遊べる環境を維持することができた。 その他、傾いていたウサギ小屋や、駐車場の掘れやすい部分、フェンスなども改修した。工事の間、ウサギたちも仮住まい。 ![]() |
12月20日(金) ![]() 2学期の終業式を兼ねたクリスマス会を行う。まず手回しのオルゴールから流れる「きよしこの夜」の小さな音に耳を澄ませてスタート。続く職員の人形劇にも素晴らしい集中度で見入っていたが、何と言ってもメインはサンタさんの登場。薄暗くて姿は見えにくいけれど、サンタさんがクラスの名前を呼ぶと、飛びきりの返事が返ってきた。子どもたちにとってサンタさんは超アイドルである。 大満足のうちにクラスに帰り、サンタさんからのプレゼントの披露。その後、職員が手作りをした「もみごま」が、一人一人に手渡された。「うれしいけど回せるかな?」という表情は年少S組。 ![]() |
★冬休み中、このページは不定期更新になります。
12月19日(木) ![]() 積木のビー玉転がしが大好きな年長児たち。ついに「こもれびホール」の箱積木を使うアイデアを思いつき、年中、年少児も巻き込んで大型のクーゲルバーン(玉の道)を作り上げた。しかし転がすのは相変わらずビー玉だから、積木のすき間に入り、すぐ行方不明になってしまう。「玉に瑕」 明日のクリスマス会で今学期も終わり。ということで、各クラスでは年末の大そうじが行われていた。大きなお菓子の家が片付き、部屋が急に広くなった年中H組でもぞうきんがけが始まった。しかもこの「ぞうきん部隊」はどんどん人数が増え、廊下に出、階段を下り、こもれびホールにまで進出していた。「どうにも止まらない」 ![]() |
12月18日(水) ![]() 父母の会主催で広島市安佐動物公園の飼育係Yさんを迎えて講演会が開かれた。子どもたちとの時間では「うんちからわかること」を入口に、興味を引きつける話をされ、子どもたちからの「キリンの鳴き声は?」「動物も鼻血が出るのか?」などのユニークな質問にも分かりやすく答えてくださった。大人向けの時間では「飼育係に必要なのは、勘と気配りと決断力です」という言葉が印象に残った。 五目並べで私と3局対戦した年長Yちゃん。手は抜かないので3回とも私が勝ったが、「こっちへ行くとここに来られるし…。どうやっても負けるじゃん」などと先が読めるなんて、すごいじゃん! ![]() |
12月17日(火) ![]() 1年間の米作りの締めくくりは、残ったわらを切り、籾殻やぬかとともに田んぼにまく作業。最後なので年長と年中4クラスが参加し、引き継ぎを兼ねて行う。「1年間にはどんな仕事があったかな?」と年長児に聞くと、田植えや稲刈りなどは出ず、「もみすり」「もみすり」という声ばかり。根気で乗り切った最後の作業がよほど印象に残っているようだ。 忍法「木の葉隠れの術」修行中。コナラの落ち葉が増えてきた「かえでの森」にて、年長T組。この写真の中に3人隠れているのがお分かりだろうか? ![]() |
12月16日(月) ![]() 年中H組のど真ん中に君臨していた「お菓子の家」だが、ついに解体することになった。自分たちが作ったという思い入れも強いが、壊すとなると切り替えも早いのが子どもたち。壊すことの楽しさにすっかりはまり、約30分でお菓子の家は資源ゴミに姿を変えた。 白い紙の筒は、私が作った「宇宙人の声が聞こえる糸電話」。筒の中にスプリングがしかけてあるので、声が適度にエコーし、「わわたたししははは、ううちゅちゅうじじんんだだだ…」と聞こえる。だから子どもたちの大受け。 ![]() |
12月14日(土) ![]() 園児は休みだが、未就園児を対象とした「かえでっこくらぶ」のクリスマスバージョンを行い、例年以上の親子が来てくださった。職員のパネルシアターには、1歳児から小学生までが「かぶりつき」に寄って、熱い視線を注いだ。 午後は、有志の保護者などで自主運営する「気ままにコンサート」の8回目が開かれ、今年も多彩な楽器が登場した。ショパンの難曲に挑んだ職員には「がんばれ!」の声も飛んだ。普段は遊びの場である「こもれびホール」だが、集会、会食、演劇、講演会、コンサートなど、遊び以外での稼働率も相当なものだ。 ![]() |
12月13日(金) ![]() 年長2クラスが昨日仕上げたお米と、自分たちで材料を用意した豚汁で収穫祭を行った。私がいたテーブルでの会話。「このご飯めっちゃうまい!」「世界一うまい!」「苦労した甲斐があった」「うちのより133倍おいしい」「3,560倍おいしい」「6,895倍」「9,999倍」「一億倍」「無量大数倍」…。滅茶苦茶を言っているようだが、ちゃんと順に数字が大きくなっている。 ストーブで使う燃料、木質ペレットは米の袋に入って20コ単位で届く。すると子どもたちが寄ってきて、乗り物遊具などで力を合わせて運んでくれる。ペレットストーブの導入が生活に主体的にかかわる経験につながるとは…。予想外の効用だ。 ![]() |
12月12日(木) ![]() 年長2クラスが出来上がった玄米を持ち寄り、ここだけ機械を使って白米に精米した上で最終的な計量を行う。「大豊作なら2升(20杯)、不作なら1升」と予め告げたので、10杯を越えると、カップを見つめる120の瞳がさらに鋭くなった。結果は1升7合。豊作の部類だ。本当によくがんばったよ。お疲れ様でした! 少女棋士誕生。先日から職員室に碁盤を置き、興味を持った子には五目並べを伝授している。子どもには難しいのは承知の上だ。でも年長のSちゃんは私から1回聞いただけなのに、何とか年中のHちゃんにルールを伝え、対局らしいことをしていた。感心感心。 ![]() |
12月11日(水) ![]() 年長2クラスは、米作りの最後を締めくくる「収穫祭」の材料とするため、畑にあるダイコンを収穫した。しかし、種をまく時期が遅かったことなど悪条件が重なり、ダイコンの生育は今一つ、いや今三つぐらい。2人で1本抜いたが、簡単に抜けてしまう。あまりの細さにもう笑うしかない。 逆に豊作なのが、園庭のツブラジイの実。木の下にしゃがみ込んで何百と拾い集める子もいる。「幼児ふれあい体験」でやって来た中学生は、年中児に「おいしいよ」と勧められ、ちょっと戸惑いながらも口にしていた。何でも体験が大事。 ![]() |
12月10日(火) ![]() 一応終了した年長の米作り作業だが、よく見ると籾すりが済んだはずの米の中に籾殻が残ったものも結構混じっている。それをより分けての仕上げがさらに続けられていた。T組では細かい作業をしている子どもたちから「ああ、肩がこる!」という声も聞こえた。 先月の「そうさくらんど」で展示した大きなお城を少しずつ片づけてきた年長A組だが、いよいよ今日全てを解体し、部品を分けて持ち帰ることになった。一番人気は青いとんがり屋根。たくさんの子がじゃんけんに参加した。その向こうは金の扉や銀の壁をゲットした子どもたち。 ![]() |
12月9日(月) ![]() 好きな子が特別多かった昨年ほどではないが、サッカーは必ず誰かがやっているほど人気の根強い遊び。メキシコ五輪で銅メダルを取ったころ、広島は「サッカー王国」と呼ばれていた。第2の黄金時代は来るか?この子たちが支えてくれるか?(サンフレッチェ優勝関連記事です) ほとんど気づかれないでしょうからアピールしておきます。正門に続く屋根とバス車庫の屋根の間から降り込む雨を防ぐサッシを先日新設した。工事後晴天続きで業者さんも手ごたえがなさそうだったが、今日待望の雨が降り、効果が証明された。 ![]() |
12月6日(金) ![]() 昨日の担任の作戦が功を奏したのか、年長両クラスではたくさんの子が米作り作業にかかわり、結局今日中に両クラスともめでたく全てのお米を玄米にまでした。それは結構だが、職員によると籾殻を吹き飛ばす作業に苦戦する子が最近増えたという。強く吹きすぎて米まで飛ばしたり、弱すぎて何も飛ばなかったりという子が多いらしい。だからこそ、こういう生活体験が貴重だと言える。 年長T組の子たちが交代でマットに寝転がり、カメラを持った担任が脚立の上に…。一体何なのだろう…?。答えは新年に出るらしい。 ![]() |
12月5日(木) ![]() 12月の誕生会も保護者のサークルに登場していただいた。リコーダーアンサンブルのグループ「フエッズ」+パーカッションの私。アンコールでは、なぜか男の子たちがノリノリで踊り出し、2回もくり返すことになった。曲は「女々しくて」。(撮影:見山惟章) 籾すりを続けている年長だが、あまりにも地道な作業に子どもたちも息切れ気味。そこでA組担任は残りの籾を少なく見える容器に入れ替える「錯覚作戦」。T組担任は、がんばった子の表にスタンプが貯まる「ポイント作戦」を考案。さあ、消えかけた心に火がつくか!? ![]() |
12月4日(水) ![]() 「鳥が死んでいる」と園庭の片隅に子どもたちが集まっていた。「これは冬が近づくと海を渡ってくる鳥で、お腹が白いのでシロハラと呼ばれる。かえでの森でもよく見られ、落ち葉の下の虫なんかを食べる鳥である」と、一応野鳥の会会員としてのうんちくをたれておいた。園舎のガラスにぶつかったのだろう。合掌。 地元の中学生33人が「幼児ふれあい体験」という授業で、午後の約2時間を過ごした。ある生徒がサッカーで園児が蹴ったPKを手で防いだら、仲間から「大人げない」と言われていたが、後のミニ授業で私は「それでいいのだ」と伝えた。手を抜くのは教育ではない。 ![]() |
12月3日(火) ![]() 年中児たちが園庭の畑にタマネギの苗を植えた。時期的には少々遅くなったが、年長になってからの合宿保育で使う予定のものだから、早くも年長への第一歩を踏み出したことになる。配られた苗を鼻に当て「カレーの臭いがする!」と言う子もいた。 年少S組の子たちとかえでの森の下まで出かけた。よじ登りロープや急坂下りを楽しんだが、上空を風が吹き、コナラの大木から落ち葉が降ってくると、「葉っぱの雨だ−」と歓声が上がった。 ![]() |
12月2日(月) ![]() 流行している長縄跳びだが、最近は子どもも回すのが上手になっている。今日は一人が回し、他の子が一人ずつ入っていって飛ぶのに挑戦。4人で十数回は普通に跳べるようだ。子どもたちのプロジェクトXは続く。 職員室の前にあるコナラの木は、幼稚園でドングリから芽吹いて育ったもの。まだ小さいけれど一番目立つところにあり、春の芽吹き、夏の深い緑など、四季を無言で表してくれる。そして今年も落葉の季節が来た。オレンジ色のじゅうたんが子どもたちを迎える。 ![]() |